2015年のミス日本コンテストにおいて、「和田静郎特別顕彰」が新設され、受賞者の元新体操選手・畠山愛理さんには村山賞特別賞として肖像画が贈られました。
畠山愛理さんは、ロンドンオリンピック(2012年)、リオデジャネイロオリンピック(2016年)において2大会連続で新体操団体日本代表として出場されました。リオ五輪終了後に現役引退を表明、以後、スポーツコメンテーター・モデルなどの分野で本格的に活躍中。NHK総合「サンデースポーツ2020」にリポーターとして出演されています。
「サンデースポーツ2020」リポーター! 畠山愛理さんにインタビュー
本日、村山先生からコメントをいただきましたのでご紹介します。
「私が思うに、新体操は人間の身体の柔軟な筋肉による躍動美の限界に挑むスポーツである。もはや芸術と云っても過言ではない。この作品は畠山愛里さんの勇姿を絵にしたものである。」
「和田静郎特別顕彰」とは?
和田静郎氏は、昭和25年以来途絶えていたミス日本コンテストを昭和42年に復活し、その後、40年近く自ら主宰することで現在の「ミス日本」を築きあげました。和田静郎氏の功績を後世に伝えていくため、また彼の念願であった「美しい女性に栄誉と実益を!」という思いを実現するため、和田静郎氏没後10年目の2015年にこの特別顕彰が設けられました。ミス日本コンテストは本人あるいは推薦による「応募」により、輝く未来への可能性を引き出すことを目的としていますが、同世代の中には社会的に活躍されてすでに輝きを放っておられる女性もいます。また、忙しい立場にあってコンテスト出場が不可能な女性もいます。そうした中から、コンテスト事務局がミス日本にふさわしいと認める女性にますますの活躍を願って贈る特別栄誉賞です。